足首の捻挫とその後の痛みや不調について

足首の捻挫

足首の捻挫とは?

足首の捻挫は、多くの人が経験する一般的なケガの一つです。足首を捻ることで、足首の靭帯が伸びたり破れたりすることがあります。
このようなケガは、スポーツや日常生活の中でよく起こります。しかし、捻挫は軽度のものから重度のものまで様々であり、治療方法も異っています。

捻挫の症状とは?

捻挫の症状は一般的に、足首を捻った直後は、強い痛み、腫れ、そして内出血が起こります。

軽度の場合は、1〜2週間で回復することが多いですが、重度の場合は数か月かかることもあります。

また強く捻ることで靭帯に引っ張られて小さい骨が剥がれる(剥離骨折)ことがあります。

一般的な対処方法とは?

一般的な対処については、RICE処置が良いとされています。

RICE処置とは?

英語の「Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)」の頭文字を取ったものです。

この処置は、炎症を抑え、痛みを軽減することが目的です。

Rest(安静)

怪我をした部位を動かさず、安静にすることが大切です。安静にすることで、怪我の部位を保護し、修復を促進することができます。
足首を捻挫した場合は、できるだけ歩かないようにするなど、患部に負荷をかけないようにすることが重要です。

Ice(冷却)

怪我をした部位に氷や冷却パックなどを当てることで、炎症を抑え、痛みを軽減することができます。氷を使う場合は、氷をタオルで包んでから、怪我をした部位に10〜15分間当てます。この処置を数回繰り返すことで、効果が得られます。
ただし、氷を長時間当てすぎると、凍傷などのリスクがあるため注意が必要です。

氷が無い場合は桶に水を流しっぱなしにして冷やすのも効果的です。

Compression(圧迫)

怪我をした部位を包帯などで固定し、圧迫することで、腫れを抑えることができます。
ただし、包帯を巻きすぎると、血行障害を引き起こすことがあるため、適度な圧迫に留めるようにします。

Elevation(挙上)

怪我をした部位を高く上げることで、血流を促進し、腫れを抑えることができます。
足首を捻挫した場合は、できるだけ足を上げて休息するようにしましょう。

捻挫の予防方法

捻挫を予防するためには、適切な靴を履くこと、バランス感覚を養うトレーニングを行うこと、スポーツや日常生活で注意深く動くことなどが有効です。また、捻挫のリスクが高い人は、予防的にテーピングやサポーターを使うことも効果的です。

整体の視点から見た足首の捻挫について

足首の捻挫をすると、足首に大きな歪みができ、踏ん張りがききにくくなる傾向にあります。

その結果、踏ん張りにくいのに踏ん張るという事があると関節に強く負担がかかり治ってるのに痛みが出たり、腫れや熱感を伴う事があります。
また再度捻挫しやすくなるという事もあります。

野口整体院での足首の捻挫後の施術について

1.足首を捻挫したことによる全体のバランスの崩れが無いかをチェックします。

2.足首の歪みが無いかのチェックをします。

3.足裏の踏ん張り具合のチェックをします。

その後、捻挫による脛、腿、胴体の緊張や歪みあれば整えてバランスを取り、再度上記の検査をし改善していれば終わりです。

施術頻度について

捻挫の程度・痛めてからの経過時間・痛めた回数・普段の負荷の強さ、によります。

スポーツを大会に出る程していて強く捻挫をし1か月たっているがしっくりこない場合

3~7日の1回のペースで数回。その後1~3週間に1回を続け、運動の強度に耐えられるようになり、不調が無くなれば良しとしています。

まとめ

捻挫は、軽度のものであれば自己処理ができますが、重度の場合は医師の診断を受けることが大切です。

治ったと診断されてはいるが、パフォーマンスが下がった、強く運動すると痛みが出てくる、熱っぽくなる、可動域が変わった、など怪我前と同じようにできないとお悩みでしたらご相談ください。

2017.6.10 2023.5.3
,

LINEお問い合わせ・インターネット予約

0177627665